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VL70-mの音色編集専用ソフトにはヤマハからリリースされているものにはVisualEditor、AnalogEditor、Expert Editorの3種類がありますが、最新OSにはいずれも対応していないため、2008年4月現在では事実上「使えない」状態になっています。(Mac版はOS9.2、Win版はWin98までしか対応していない。もともとベータ版のため今後も更新の見込みはありません)
OS9で起動する中古Macを買うという手もありますがあまり現実的ではないですね。Win2000の頃からはこの状況に困ったユーザーが自分でエディターを試作公開してはOSのバージョンアップに対応しきれず公開中止・・・をくりかえしている歴史があります。現在最新OSに対応しているエディターとしては
最新Windows対応(2000、XP、Vista対応)の編集ソフトは、残念ながら無いようです。
なお、VL70-mでなく、プラグインボード(PLG-100/150VL)用のソフトについては、Visual Editorのみヤマハから公開されており、2008年4月現在これはWindows XPまで対応しています。(ダウンロードはコチラ)。(MacはOS9.2までの対応)
旧バージョンのOS用のソフトウェアは以下のようなところからダウンロードできます。
Machintosh用(OS7.1-7.6用、OS9.2で筆者動作確認済。 OS Xには非対応)
Windows用
蛇足ながら各ソフトの概要を説明しますと
VisualEditorは、VL音源のウリである仮想楽器の作成をビジュアルに行えます。クリックするだけで「サックスのマウスピースを持つトランペット」や「トランペットのマウスピースを持つフルート」等の音がつくれます。わかりやすく楽しいのですが、VLの全てのパラメータの編集はできません。
AnalogEditorは、アナログシンセ式に音色が作成できます。これはMac版のみです。扱えるパラメータはとてもシンプルなので、凝った音色にするにはこれで基本的な音をつくって、Expert Editorでさらに編集することになります。これはMac版のみ。
Expert Editorは、VLの全てのパラメータを扱うことができます。操作自体は簡単ですが、各パラメータの意味についてまとまったリファレンス等が存在しないため、なかなか難しいです。(ガイドブックをご存じのかたご一報ください)。Windows版はYAMAHA開発のものではなくユーザー有志が開発したもので全てのパラメータが扱えるかどうか私は確認していません。
その他のソフト
ということでVL70-mの音色編集ソフトを使うことは現実的に難しい状況になっていますので、本体のみで行う編集が重要になります。本体のみで行った編集はそのまま本体に記憶できますが、「ダンプアウト/イン」という操作により他のVL70-mに編集した音色を移すことができます。この操作は普通のMIDI編集ソフトでもできますが、専用のソフトを使うと便利です。このようなソフトには
等があります。その他にもいろいろありますので、Patchman Musicによる解説ページからリンクを辿ってお好みのものを捜して下さい。
なおいずれのソフトもパソコンとVL70-mの接続にはMIDI IN/OUT、またはシリアルケーブルを使用します。
May.03.2008最終改訂
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