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このサイトについて

 ようこそいらっしゃいませ。家主のKirinoと申します。私はアマチュアのサックス吹きでありまして、山梨のアマチュアビッグバンドとジャズコンボで演奏を楽しんでいます。最近ウインドシンセもやってみようかと、YAMAHAの「WX5」を購入しました。半分おもちゃ代わり程度に考えていたのですが、やってみると結構本格的だったので、これをライブで使って見たくなりました。でも使いこなすには結構難しい点もあり情報収集にWebをまわってみてもウインドシンセ、特にWXシリーズに関する日本語のページはほとんど無い。えい、無けりゃあ自分で作ってしまえということでできたのがこのサイトです。あまりむずかしいことは考えず、試行錯誤の過程を記録していこうという意味でworkbook=練習帳という名前にしました。とりあえず最初は自己流のテクニック(というほどでもありませんが)を発表しております。このサイトがどれほど参考になるかはわかりませんが、初心者から熟練者まで、皆様のご質問・要望・奏法やセッティングに関するアイデア・テクニック等のご意見をいただきながら、成長していけるサイトになれば幸いであります。

Nov.21.1999 Kirino

 てなことを書いたのが約一年前、このサイトを維持することで自分自身のスキルも徐々に向上し、最近やっと「アマチュアウインドプレーヤー」を名乗ってもよくなったかな、と思っています。これもひとえに皆様のおかげ、感謝、感謝であります。しかしやればやるほど奥が深いのがウインドシンセの世界。まだまだ研究することはいっぱいあるのです。というわけでこれからもworkbookは続きますので今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。

Jan. 01.2001 Kirino

 そんなわけでもうすぐ3周年、もうそんなに経つのか〜というのが正直な感想です。これからもマイペースでがんばっていきたいと思います。

Aug. 13.2002 Kirino

 昨年11月で開設から4周年、ほぼ同時にアクセスが10万超えました(キリ番に最も近い方(100002)は"きみょおさん"でした。ご訪問感謝〜!)。時間はかかりましたがWXというマイナーなアイテム限定のサイトで10万超えたのはたいしたもんだと少しだけ自画自賛しておりますが。なんとかここまで続けることができたのも掲示板等の交流を通じて皆様に支えていただいたからだと思っています。本当にありがとうございました。最近は開設当初よりだいぶ更新頻度は落ちていますが、まだまだworkbookは続きます。今後もよろしくおねがいいたします。

Jan. 03.2004 Kirino

 2006年春に新型EWI4000sが発売されましたがWXのほうは新しい動きはなし、ということもあり2004年末に始めたblogはときどき更新するものサイトそのものの更新頻度はかなり落ちてしまったにもかかわらず、1日のサイトアクセス数のほうはこの5年ほど増減無く毎日一定数をコンスタントにいただきまして2007年半ばには20万アクセスを超え、誠にありがたいなぁと思いつつ、2007年はついに年1回の更新になってしまい申し訳ありませんと思っていた矢先の3月、もう6、7年ほど借りていたサーバが突然長期ダウンしてしまっため、サーバを引越したのがこの2008年4月になります。ついでに念願の独自ドメインもとりましたので、今後も地道にマイペースでやっていきたいと思いますのでよろしくおねがいいたします。

May. 02.2008 Kirino


家主の環境

・ふだんライブ等でメインで使うウインドシンセ環境・2007年10月以降バージョン

以前Blogに書いた通り、運搬性の向上の為市販のスチールラック(横50cm)にモニターまで全部詰め込みました。車で運んで、コンセントだけつなげば即音が出るというシステムです。

YAMAHA WX5B
 メインは青色モデルWX5B。青色は気に入っているけれど、薄暗いライブハウスでは実は白の方が映えるんですよね。マウスピース下に巻いてあるのはヨダレ止めのヘアバンド。。

あとは上から、

YAMAHA MS-10 (2台)
 10Wのパワードスピーカーを2台ステレオで使用。ステレオでなくてもいいんですが、さすがに10Wが1個だとパワー不足でして、2個の20Wだと、最近良く演奏するキャパが20人くらいの小さいライブハウスにちょうど間に合うだけの音が出てくれます。

YAMAHA VL70-m ×2台(左部の2台)
 1台は新品購入でずっと使ってたもの、2台目は2003年に中古で購入。メイン音源。CromHarp、AirSax、Sumo、といった音色をよく使います。

FOSTEX DE-1(右側の白いやつ。)
 ハーフラックのマルチエフェクタ。2系統でも使えるんですが1系統にして使ってます。2003年に中古¥5000を入手。全てツマミ操作の簡単さが一番。

BOSS MX-10(右側DE-1の下)
 ハーフラックサイズ、10chのアナログミキサ。

KORG X5DR(その下)
 
ハーフラックのPCM音源。ジャンク¥5000を入手。最大8ボイス12VCOのコンビネーションまでできるなんてすごい!けどそこまで活かしてない・・・。

YAMAHA TX81Z
 4オペレータのFM音源。1U。使用するときは、トランスポーズをつかってメインの旋律にハーモニーをつけたりする、なんちゃってブレッカー用補助音源的役割。

YAMAHA MEP4(一番下)
 MIDIプロセッサというやつで、ブレスをアフタータッチに変換とか、いろいろMIDIの加工ができる装置。といあえずスペースが余ったので入れてみたんですが、やっぱり軽量化の為はずそうかな・・・・・


●2003年あたりまではとにかくなんでもやってみたいということでかなり大がかりなセッティング、その後かなり縮小したもののやっぱり運んだり組み立てるのが面倒(ちなみに過去のセッティングはコチラ参照)ということで、本番で使う可能性がある音源とモニターを詰め込んだのがこのセッティングです。ただこれでもやっぱり重いのでもう少し減らす可能性はあります。

●MIDI配線:MIDI信号の流れは、WX5→(WXケーブル)→VL70-m(下)→VL70-m(上)。2台目のVL70-mからはMIDI Thru端子の出力をTX81Zに、MIDI OUTの出力をX5DRにつないでいます。2台目のVL70-mは、Breath Modeを”Breath Contrl=Exp”に設定しています。こうすると1台目のVL70-mから入ってきたBCをExpに変換してMIDI OUTからX5DRに出力するので、X5DRは音色個別にいちいち設定しなくても息の大小によって音量が変わります。Thru端子のほうはExpに変換せずそのままBCを出すので、これでTX81Zを操ります。(このMIDI OUTとThruの出力仕様は通常のMIDI機器の常識と異なるVL70-m独特の仕様です)なお現在のところMEP4は組み込まずに使っています。

●オーディオ配線:オーディオ信号は、VL70-mは2台ともステレオ出力、X5DRとTX81Zはモノラル出力、をミキサー(MX-10)に入れて混ぜ、SEND/RETURNは使わずにメイン出力(ステレオ)をそのままエフェクタ(DE-1)に入れて、エフェクタのステレオ出力をモニターに入れてます。

●VL70-m×2台は、同じ音をちょっとだけパラメータを変えて重ねたり、全く違う音を重ねたりしています。2台ぶんの音を重ねると、予想以上にいろんなバリエーションが出来、また音色の深みも増すのでかなり気に入ってます。音のバリエーションを増やすにはEWI音源等、他の音源の音を重ねても良いのですが、実際やってみると音源毎に音量やピッチの変化具合を揃えるのがとっても大変なのです。(MU100R+VLプラグインボードでもかなり大変)。しかしVL70-mを2台使う場合はこれを揃えるのが他の音源に較べ非常に楽で、異なる音色を重ねる場合でも違和感がとても少ないです。VLの音を厚くする最も簡単な方法だと思います。過去いろんな音源を重ねてみましたが結局VL2台に落ち着きました。

●X5DRの方はいまのところピアノ等VLに無い音を出したり、それを控えめにVLに重ねたり、といった用途が主です。例えばマイケル・ブレッカーが良く使っていたシンセリードにミュートトランペットが重なってる音色を真似るときにミュートトランペットをX5DRで出したりしてます。TX81Zも同じく、ハーモニーを重ねる役割。
 合計4台音源がありますが、4台同時に鳴らすことはあまりなくて、鳴ってるのは結局は1台か2台、てことも多いです。ミキサーの各音源毎のボリュームをいじって曲や演奏の盛り上がりに応じて演奏中に重なり具合(≒音色)を変えることができるのも便利です。
 DE-1はツマミでその都度全てのパラメータを設定するタイプのエフェクタです。いじれるパラメータは2〜3個ですがかえってシンプルで良いし、演奏中にどんどんパラメータをいじれて、自分的にはこのタイプの方が使いやすいみたいです。かなり気に入ってます。

●ライブでは、ウィンドシンセの他、生のAlto SaxとSoprano Saxも演ります。というか実際には残念ながらSaxの出番のほうがほとんどなのが複雑な心境ではあります。

・自宅でのメイン環境・2007年以降バージョン
自宅でのウィンドシンセ環境は、

上記ライブ用のウィンドシンセセット

パソコン:Apple iMac 20inch (Late2006)の純正オーディオ入出力

YAMAHA QY20、QY70 このサイズに機能満載のモバイルシーケンサー。主にアドリブの練習用に使っています。コード進行を打ち込んで、パターンを指定すればものの3分でバッキングのできあがり!!当時はまさに夢の機能でした。シリーズ最初のQY10が出たときはそれこそ飛びついて買いました。結局これは盗まれてしまい、その盗難保険金でQY20に買い換え、現在に至ります。既に型落ちですが、現在も個人練習の時の最良の相棒です。QY70は音は良いのですが機能が複雑で、同じバッキングをつくるのにQY20の数倍の時間がかかるので、現在でもQY20とQY70を併用してます。パソコンを使っての打ち込みに挫折してしまった私にとっては、いざという時の唯一かつとっておきの打ち込み環境であります。

BEHRINGER EURORACK MX602A  6chアナログミキサ。

CASIO PX-300(電子ピアノ)

ですね。QYシリーズやパソコンでジャズ等のマイナスワンを流しながらアナログミキサー使って音を混ぜて、ヘッドホンで練習、ってのが多いパターンです。電子ピアノはコード進行の確認用とかの練習の補助用。

・こんなコントローラも持ってます

上から順番に
YAMAHA WX5B
 こうしてみると一番長いですね。
AKAI EWI3020
 ノーマル仕様。
AKAI EWI1000
 きゅ〜ちゃんによる金メッキ仕様+伊東たけし氏サイン(2002年)&Bob Mintzer氏サイン(2006年) 入
AKAI EVI1000
 トランペット型コントローラ。ノーマル仕様。

全てヨダレ止めにヘアバンド巻いてあります。WX5を買った後にEWI3020は新品を、EWI1000とEVI1000は中古で買いました。EWIは楽器としての完成度、吹奏感、音色、どれをとっても申し分ないが自分の奏法にはWXのほうがあっているという結論に達し、メインからははずれました。でもEWIもEVIも大好きです。時々思い出したように吹いてます。それはそうとEWI4000s欲しぃ。

カシオのデジタルホーン 左から
DH280
DH100(銀色)
DH800
DH500
も持ってます。DH100は発売当時に飲み会の景品でもらったもので僕の最初のウィンドシンセです(笑)。大昔これとPC98+レコンポーザでリアルタイム入力やった想い出があります。DH280は2003年に、DH800は2005年にジャンクで購入。この2つはROMパックに対応してます。どれも
全て今は壊れていて「ピ〜ギョロギョロ〜」って音しか鳴りません。DH500は2003年に中古で購入。これは完動品。割り切りは必要だけど、かなりの表現までできます。手軽に鳴らせるし、ある意味ではEWIやWXより良い楽器だと思います。
・DH280で伴奏ROMを鳴らしつつ演奏した例
・DH500の別売オプションのカラオケCDを鳴らしながらDH500で演奏したOMENS

上記以外の所有電子楽器機材

 以下の機材は試行錯誤の末現在メインでは使っていません。もっともEWIは好きなのでWXとは別物として時々趣味として吹いてますし、他もみなそれなりに特徴ある機材だとは思うので、必要になったら使うこともあると思います。

●AKAI EWI3020m EWI用のアナログ音源。EWIで鳴らすのはもちろんですが、WX5でも問題なくコントロールできます。どの音色もバックに負けずよく通るのはさすがアナログ。プリセットではJudd3020、Blow、Lotusといった音色が好きです。
●AKAI EVW2000 EWI1000/EVI1000専用アナログ音源。透明感があって持ってる音源の中では僕の一番好みの音がします。できることならばこの音源をWXで鳴らしたいんですが・・・いかんせんMIDI INが無く、不可能。残念至極。
●YAMAHA MFC10
MIDIフットコントローラ。音色の切り替えや、ボリューム調節、ポルタメントのON/OFF等設定次第でいろいろ使えます。ライブで必要を感じた時には使いますので、一応現役の機材。
●KAWAI GB-2 セッショントレーナーというやつです。本体や別売ROMカードにスタンダード曲のコード進行とリズムパターンが入っていて、そのカラオケにあわせ練習するというもの。コード進行を自分で打ち込むことも可能。MIDI入出力可能。今となってはしょぼい音色ですが、バッキングのノリが非常に良くできていて、気持ちよくカラオケできるので、今でもたまにつかったりします。
●Roland KC-300
100Wキーボードモニター。広い場所で演奏する場合用。
MARSHALL MS-2 9V乾電池駆動手のひらサイズのミニミニギターアンプ。2Wかな?
●ALESIS MICROVERB II 1/3ラックサイズのリバーブ。山椒は小粒で・・って感じ。
●ZOOM PLAYER2100(なぜか2台所有)
ギター用マルチエフェクタ。小さくても充分使える。
●ZOOM 707II ギター用マルチエフェクタ。多機能でいろいろ遊べる。
●SKB ファイバー製4Uラック
でかいEWI3020mもはみ出さずしっかり収納。ジャンクで購入。
MARSHALL MS-2 9V乾電池駆動手のひらサイズのミニミニギターアンプ。2Wかな?
その他以前使っていたけど現在は手元にないもの

●YAMAHA MU100R + PLG100VL + PLG100SG(某氏に無期限貸与中)●SONY DPS-V55(2Uマルチエフェクタ。リバーブきれい)●KAWAI K1r(ラック音源)●YAMAHA TX802(FM音源。故障して再起不能) ●T.C. M300(マルチエフェクタ) ●その他にもいくつかあるけど割愛します。2007年夏にだいぶ機材を手放しました。

生楽器関連


ウィンドシンセ関連で所蔵しているCD/VIDEO コチラです。ただのリストですので役に立つもんじゃありませんが。


Computer&音声関連

ちょっとだけ家主のプロフィール

最終更新May. 02.2008

 WX5 workbook
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