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WXディスコグラフィ

 現段階で確認しているWXシリーズによる演奏には以下のようなものがあります。管理人が調べたものの他、掲示板に寄せられらものを抜粋掲載させていただきました(情報提供の皆様に感謝します)。この他にもいろいろあるはずですのでWXに関する音源、演奏者、あのバンドのこのライブで使われていた等、ご存じの方はぜひ掲示板にて情報をお寄せください。

※:WX以外のウインドシンセ関連ディスコグラフィはJWSAの該当頁管理人所蔵CD一覧等をご覧下さい(コンプリートなものではありません)

演奏者
ジャケット
アルバム名(リーダー名)
タイプ
情報
Tom Scott This Is The Moment
(Sammy Nestico)
WX5 2002 (1)Swingin' On The Orient Express
(3)Kiji Takes a Ride
ビッグバンド界の大御所Sammy Nesticoのアルバム2曲でTom Scottのウィンドシンセが聴けるようです。ライナーではEWI(Electric Wind Instrument)となってますが、Tom ScottですからたぶんWX5だと思います。公式サイトで一部試聴可能です。公式サイトでの直接販売のみのようですが、日本ではMusicstore.jpから購入可能(レビューも有)です。
Tom Scott New Found Freedom
(Tom Scott)
WX5
2002 (5)JUST A LITTLE--間奏でシンセサックス音色(たぶんVL70-mのAir Sax)
(8)NEVER TOO FAR FROM YOU--メロでハーモニカ音色(たぶんCromHarpかTripleRd")
(10)THE VIEW FROM HERE--メロディとアドリブでクラリネット音色(たぶんWX clarinet)
音源はVL70-mとクレジットされています。トム風味の上質のスムースジャズといったアルバム
です。
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Tom Scott SMOKIN SECTION
(Tom Scott & L.A. Express)
WX5
1999 (9)LOST AGAIN ブレスノイズまじりの木管系リード音色。(情報感謝:ぎあさん)
推定音源はVL70-m。音色はおそらくPr2-010 Air Saxと思われる。
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Tom Scott DTMマガジンVol.26
1996年8月号
WX5
1996 1996年8月号のDTMマガジンVol.26にVL70-mのデモ演奏が入っており、クレジットがTom Scott(GRP Recording Artist)/Nate Tschetter/Chaeles Feidingとなっていました。(情報感謝:ぜろさん)
家主注:未確認ですが、VL70-mの発表時期と重なることから、VL70-m付属デモフロッピーディスク収録のMIDIファイル(曲名:Sihouettes)の再生版と思われます。ちなみに音色はAir Saxです。情報を求めます。
Tom Scott BLUESTREAK
(Tom Scott & L.A. Express)
WX11
1996 使用音源はVL-1とクレジットされています。
(1)TOM CAT ハーモニカ音色、VL70-mなら「CromHarp」が近い。
(4)MIDTOWN RUSH ハーモニカ+木管風音色、VL70-mなら「Air Sax」か「SquealAT」が近い。(情報感謝:ぎあさん)
豪華メンバーでL.A.Expressが復活、イキのいいサウンドを聴かせてくれます。WXのプレイも冴えており、トムのWXアルバムを一枚というなら管理人はこれをオススメします。
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Tom Scott KEEP THIS LOVE ALIVE
(Tom Scott)
WX7
1991 (8)YOU MEAN EVERYTHING (TO ME) リリコンを再現(情報感謝:ぎあさん)
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Tom Scott THEM CHANGES
(Tom Scott)
WX7
1990 (4)DESIRE ミュートトランペット(おそらく)
(7)SERPENTINE FIRE ハーモニカ音色
(8)DAHOMEY DANCE ハーモニカ音色(情報感謝:ぎあさん)
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Tom Scott FLASH POINT
(Tom Scott)
WX7
1988 (5)FLASH POINT サビのブラス音色
(9)WATER COLORS パンフルート風音色(情報感謝:ぎあさん)
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演奏者
ジャケット
アルバム名(リーダー名)
タイプ
情報
Brandon Fields
LOS LOBOTOMYS
(Los Lobotomys)
WX7
1989 (1)DISMEMBERMENT
YAMAHAの音源ではないと見た!ロスロボトミーズはスティーブ・ルカサーとデビッド・ガーフィールドの双頭バンドで、カリズマ同様ラテンのリズムにハードなギターが乗っているっちゅうサウンドです(情報感謝:ありんちょさん)
家主注:CDの解説にはありませんが、4曲目のリード音色もWXによるものではないかと推測します。
♪amazon.co.jpでチェック!
日本版CD / →輸入盤CD(試聴可)
Brandon Fields The Traveler
(Brandon Fields )
WX7
1988 (3)EQUINOX
詳細は未確認。他にもWXを使った曲があるかもしれません。
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♪Brandon Fields公式サイトチェック!。なおジャケット裏の曲名部分クリックで全曲試聴可能。
Brandon Fields Other Places
(Brandon Fields )
WX7
1990 (4)THE FACE ON MARS
♪Brandon Fields公式サイトチェック!。なおジャケット裏の曲名部分クリックで全曲試聴可能。
Brandon Fields Higher Ground
(Brandon Fields )
WX11
1997 (11)TOO SHY TO SAY
音源はVL70-m。スティービーワンダーのカバー集で日本製作盤です。現在廃盤の模様。
♪Brandon Fields公式サイトチェック!。なおジャケット裏の曲名部分クリックで全曲試聴可能。
Kenny G,
Sal Gallina
DUOTONES
(Kenny G)
WX7 1986 (10)ESTHER
クレジットはDigital wind controllerとなっていますがWX7のプロトタイプらしいです。リリコンの開発者でWX7の開発にも深く関わったSal Gallina氏がいっしょにクレジットされています。音源不明ですが、ソプラノサックスのバックの二重奏のバイオリン音色部分です。ちょっと聴いただけでは本物のバイオリンと遜色ありません。よくできてます。
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Kenny G Silhouette
(Kenny G)
WX7
1988 (2)Trade Winds (貿易風)
ストリングスのサウンドをWX7で演奏しているようです。よく聴かないとわからないみたい。(情報感謝:ぎあさん、hagiwaraさん)
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演奏者
ジャケット
アルバム名(リーダー名)
タイプ
情報
JAY BECKENSTEIN Rites of summer
(SPYRO GYRA)
WX11 1988 ライナーにはWind Driven Synthesizerとあります。どうもWX11らしいのですが、はっきりとはしません。数曲でそれらしい音がします。
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Branford Marsalis
Nothing Like The Sunライブツアー/東京ドーム(STING)
WX7
. アルバム記録なし。TVで放送。
「高校教師」でWX7を吹いていました。サビの繰り返し のところで4小節ごとにキメのフレーズを「パーポ」(笑)と吹いていました。あとはエンディングで少しフレーズを吹いています。「宝島」っぽい木管系矩形波シンセな感じの音でした。(音源は不明・・・)彼は喜んでWXを吹いたのでしょうか?甚だギモンではあります。(情報感謝:ひとしさん)
伊東たけし TRUTHライブツアー
(THE SQUARE)
WX7
1987 アルバム記録なし。FMやTVで放送されたそうです。OMENS OF LOVE、GIANT SIDE STEPS他。(情報感謝:ぎあさん)使用音源他、伊東氏のウィンドシンセ遍歴についてはよしめめさん主催のT.K.HomePageのInstrumentのコーナーが詳しいのでぜひ参照ください。
鈴木明男 DEMONSTRATION SOUNDS SHEET(JAZZ LIFE付録)
WX7
1987 WX7発売当時JAZZ LIFE誌に付録されたソノシート。3曲収録。FM音源によるいろいろな音色で鈴木明夫氏のデモ演奏を聴くことができます。(情報感謝:よしめめさん)
Sal Gallina WX7 Sound Sheet
(Aftertouch Magazine付録)
WX7
1987 日本が鈴木明男氏のデモならむこうはSal Gallina氏のデモということで、当時の雑誌の付録ソノシートです。FM音源使用。 Patchman Music Presents Sal Gallina で全曲聴くことができます。
Ikuo Kataoka AMOSHE
(和泉宏隆)
WX7
1988 音源は正確には不明だが当時のJAZZ LIFE誌におけるインタビューによればOberheim 4VOICEをWX7でコントロールとのこと。(情報感謝:ぎあさん、大脇さん)
Kataoka氏はこの他ゲームのサントラなどでも活躍されています。またWXかどうか不明ですがコチラの2.726 という曲でプレイを聴くことができます。
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Courtney Pine TO THE EYES OF CREATION
(Courtney Pine)
WX7 1992 3曲でWX7がクレジットされてますがあきらかにそれとわかるのは(3)COUNTRY DANCEの中の1フレーズのみ。
♪amazon.co.jpでチェック!日本版CD / →輸入盤CD
鈴木明男 HIMIKO KIKUCHI BIG BAND LIVE
(菊池ひみこ)
WX5 2000 (1) IF ONLY FOR ONE NIGHT ディストーションギター風の音色。
自主制作盤らしいので、廃盤になる前にお早めにどうぞ。タワーレコードや山野楽器で「オールマン扱いのCDです」といえば買えます。(2003年秋時点、廃盤になっちゃいました。)問い合わせは(有)フライングビーグル チュニジアの夜およびTEEN TOWNにおける佐藤達哉氏のブチ切れソロも聴き物。チュニジアのアレンジにも興奮。

 ※発売以来六本木ピットインで不定期にこのバンドのライブがあり、2001年2月19日のライブを見てきました。鈴木明男氏はWX5の青色モデルとVL70-mで上記と同じ曲で同じ音色でソロを吹いたほか、もう1曲バッキングのアンサンブルの中で少しだけWX5を使いました(音色失念)。ちなみにセッティングですが、素のままのWX5+VL70-mのみのいたってシンプルなもの。VL70-mからピットイン備え付けのモニターへモノラル出力。VL70-mは譜面台の足下に斜めに置いてました。なぜかWXケーブルは使わず、MIDI出力でVL70-mに接続(電源はACアダプタ)。ステージがせまく専用のかえし(モニター)が設置できないためか、VL70-mのヘッドホンジャックから直接モニターしてました(ヘッドホンしながら演奏ってこと)。ソロ途中のベンド(ギターのチョーキング的フレーズ)はリップでなくて右手のホイールを使ってました。運指も左手のHigh Dキーは使わずに、WX7風(あるいはEWI風)でした。なるほど。

金山徹 ライオン・キング ミュージカル(劇団四季)
WX5
1999 劇団四季によるミュージカル「ライオンキング」の舞台で2003年11月現在もWX5が使われています(情報感謝!>あきらさん)。サウンドトラックにも使用されています。
♪amazon.co.jpでチェック!日本版CD (海外ブロードウェイ版のCDではWX5は使われていないと推測)

1998年末〜2002年1月までこの舞台とサウンドトラックで実際に演奏された金山徹さんから直接掲示板に情報をいただきましたので以下抜粋転載いたします。
-----ここから-----
 ライオンキングでのWX5の音源ですが、僕が演っていた時は、YAMAHAのWX INのあるフットコントローラーから、MIDIでラックタイプのカーツェルK2500(だったと思う)を鳴らしていました。現在はシステムが変わっているかも知れません。ちなみに、四季版のサウンドトラックでも、WXを演奏しています。音色的は、パンフルートやアジア系のフルートの音が中心です。
 ブロードウェイ(BW)では、木管楽器は2パートあります。フルート系とクラリネット系ですが、フルート・パートは、もともといろいろな笛(中国系、アジア系)を持ち替えで演ってましたが、ブロードウェイでも、かなりの名人クラスの方が演奏されていたようです。四季でやるにあたって、予算の都合とか、ピットが狭いとかの理由で、木管パートを一つにまとめたのですが、そのときに、笛系の音色をWXで演奏することにしたようです。
このリアレンジはBWで行われ、音色(サンプリング)もプログラムもすべてBWで作られたものを、日本に持ってきて使っています。
(サウンドトラックでは)WX以外にも、シンセが山ほど使われていますので、分かりにくいとは思いますが、、、。

-----ここまで-----

金山様情報ありがとうございました。金山さんのホームページはこちらKana-p's Music Bookです。皆さん覗いてみましょう!

鈴木明男 DTM Magazine 2007年1月号付録DVD WX5 2006 付録DVDのコンテンツ「うじさか」にて「シンセを吹いて演奏!?」と題して、鈴木明男氏を招いてArturia社のソフトシンセ「Analog Factory」をWX5で演奏するというビデオが掲載されました。DVD本編の長さは約15分、9分ほどWX5とAnalog Factoryの解説&音色の紹介のお話、残りが出演の3人によるデモ演奏(2005年の楽器フェアでも氏家/鈴木氏がデモ演奏していたブルースの曲)でした。
♪amazon.co.jpでチェック!  →DTMマガジンの当該号のページ(動画の一部が視聴可能)


当サイトはアマゾン・アソシエイトです。ジャケット等の画像はamazon.co.jpのものを使用しています。

Apr.02.2000作成、Apr.20.2008最終更新

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