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いろいろな音源を使う為の基本的接続と設定

WX5は単体でMIDI出力が可能でありVL70-m以外の様々なMIDI対応音源を鳴らすことができます。最適な設定は音源によって異なりますが、一般的には次のような接続・設定をすればどのような音源でもとりあえず鳴らすことができます。

接続:

・WX5のMIDI OUTと音源のMIDI INをMIDIケーブルで接続する。WX端子を使用しないので電源(電池またはACアダプター)が必要。

WX5の設定:

・ディップスイッチ左1を左(Vel=fix,ベロシティ固定)

・デイップスイッチ左2,3でブレス出力をエクスプレッション(EXP)、に設定。最近の音源は概ねEXPに対応しているので基本的にはこれを使用します。EXPに対応していない音源の場合ボリューム(VOL)に設定します。ブレスコントロール(BC)に対応している音源はBCでもかまいません。

音源の設定

・音源のMIDI受信チャンネルを「1」に設定。(WX5のMIDI送信チャンネルは「1」固定です。)

 とりあえず以上の設定をすればほぼ全ての音源で息で音量をコントロールすることができるでしょう。ピッチベンドやモジュレーションについては最近の一般的な音源では初期状態で対応しているのでとりあえず新たに設定する必要はないでしょう。ベロシティについてはピアノやギター等減衰系の音色では可変(Vel=nrm)にしても良いですが、一般的にウインドシンセで使用する管楽器やシンセリードの音色では固定しておいたほうが演奏しやすくなります。

 もちろん音源によっては各種MIDI情報に対する音色の変化を設定できるので、それぞれの音源の機能を活用しより表現力豊かな演奏ができるよう工夫してください。

また複数の音源をMIDI接続し同時に発音させることも可能です。当然VL70-m経由でも可能です。これについては「複数の音源を鳴らす」で説明します。

May.15.2000作成

 WX5 workbook
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