HOME >VL70-m練習帳>編集しやすいパラメータ>初級編
| ←prev | 1/1 | next→ 

エフェクトを切る (初級編1)

 VL70-mは多彩なエフェクターを内蔵しており、エフェクトだけで音づくりをしているプリセット音も結構あります。このような音色の特徴がエフェクトに支配されている音はいくらいじくりまわしても、「エフェクトがかかった音」にしか聴こえません。いろいろ音色いじりをする前に、エフェクトを切ってみるとその音色本来の特徴がわかり、目的の音を得る近道になると思います。
 エフェクトを切る方法はいくつかありますが、各エフェクトへ信号を送る量をゼロにする(Send=0)のが手っ取り早いでしょう。操作は次の通り。

VOICE PLAY SUB MODE(PART (+),(-)ボタン同時押し)から、

 RevSend = 000
 ChoSend = 000
 VarSend = off、または000

とします。ここで、VarエフェクトがSYSエフェクトの場合(VarSendの値が数字の場合)はOTHERS EDITの「Dry Level」が大きくなっていないと音が出ないので注意してください。例えば

 Dry Level = 127

とします。

エフェクトの中でも、DISTORTIONエフェクトはSend/Returnのパラメータが無いので、DISTORTIONを切るにはDIST EDITから

 Dist Part = off

とします。

 エフェクトを切ってみると、特にPr-1のシンセリード系などはもとの音がかなりシンプルであることに気づきます。例えば

これらはみな元はシンプルなアナログシンセ風の音色です。逆に言えばシンプルな音がエフェクトによりどのようにかわっているのか分析する手がかりにもなりますね。


インデックスへ戻る   →初級編2へ進む 

Apr. 15. 2001作成

 WX5 workbook
 | HOME | 

Google
  Web全体 wx.jazzsynth.com内