a.一番下のネジ(−)を緩める。
b.カバーを下側にずらす。
２．本体の分割
a.本体裏のネジ(黒色の長いネジ13本）をはずす。
b.マウスピース、その後ろの銀色のカバーをはずす。
c.ゴムのカバーの端にマイナスドライバー(小)を挟み、カバーをめくる。
※注意 指でうまくめくり上げる要領でやらないとゴムが切れてしまいます。
d.後部の水抜きホース・WXinのコネクター(CN4)をはずしてから、本体下側のカバーをはずす。
３．基板の取り外し
a.基板のネジ（黒色の短いネジ2本）をはずす。
※後部のネジには先程取り外したWXin用コネクターのケーブル留めが共締めしてあるのでそれもはずす。
b.コネクター類を取り外す。
※ベンドホイール用ケーブル(CN5)-キーセンサー用フラットケーブル(CN1)-LEDケーブル(CN2)-内蔵電池へのケーブル(CN3)の順。
※注意 それぞれのコネクターはケーブルを引っ張らずに精密ドライバー等で慎重に取り外してください。断線の可能性があります。
※※ フラットケーブル(CN1)はコネクターのカバーを写真の上側にずらすと外れます。
c.基板を浮かせ、ブレスセンサーへのチューブを取り外す。
４．キートップカバーの取り外し
a.キートップカバーのネジ(金色11本)をはずす。
b.キートップカバー(灰色)を下にずらしてはずす。
c.タッチセンサーを押すゴムパーツ(16ヶ)を取る。
※注意 タッチセンサーを押すゴムははまっているだけなので、裏返すとこぼれ落ちます。
５．キーの取り外し
a.キーを留めるネジ(黒色中、右手/左手各４本)をはずす。
b.シャフトからキーを抜く。
c. 参考までに基板全景はこんな感じ。
６．取り付け
基本的には逆の手順でやっていただければ問題ありません。取り付け時の注意点なんぞを…
a.左手キーの順序(上から)
留め具-HT-WT-留め具(大)-B,F-A#F#-A,E-留め具(大)-G,D-G#,D#-C,LB-留め具
b.右手キーの順序(上から)
留め具-WT-HT-B,F-留め具(大)-A,E-A#,F#-G,D-留め具(小)-G#,D#-C,LB-留め具
c.内蔵電池ケーブル(CN3)-LEDケーブル(CN2)-ブレスセンサーのチューブ取り付け
キーセンサーのフラットケーブル(CN1)-ベンドホイールケーブル(CN5)の順
d.リップベンド金具の位置、コネクター接続時のコツは写真の通り
※2001年3月にmagroさんからいただいたHTMLによる解説と写真をそのまま掲載させていただきました(ただし画像の大きさと配置、文字書式を本サイト向けに変更させていただいています）。magroさんに感謝いたします。
家主の感想としては・・・WX5ではキーをはずすのに全体をバラさないといけないのが面倒ですね(旧機種のWX7ではキーは本体を分解しなくても簡単にはずれる)。その他は割とシンプルな構成に感じます。写真を見るとコントローラ背面の感度調節ツマミやディップスイッチ、コネクタ類が基板直付けで特に防水されてないのがわかります。演奏中こういった部分にヨダレがかからないよう気をつけましょう。
なお、他にWX5の分解に参考になるサイトとして英語ですが、Rick's Wind Synth Web News にWX5の分解手順と、市販塗料によるカスタムペイント手順が公開されています。分解や改造に興味のある方は参考になると思います。
Jan.10.2002公開 Mar.21.2008最終更新
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