過激が素敵！？ラッパにフィルター！！（VL70ｍのPr2：027「NerzoBr」で遊ぶ）

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過激が素敵！？ラッパにフィルター！！（VL70ｍのPr2：027「NerzoBr」で遊ぶ）

ぎあ [E-Mail] 2002/02/28(木) 23:10:41
VA音源は生の管楽器系音色が得意ですが、当然ながらシンセサイザーとしてのフィルターも持っています。
そこで、今回は“生楽器＋フィルターコントロール”という状態を、1台でシミュレーションできる夢の楽器（笑）＝VL70ｍを使って、
トランペット音色をフィルターで過激に音色コントロールしてみたいと思います。（コントローラーにはWX5を使います）

元となるプリセット音色は、Pr2：027「NerzoBr」です。（「寝るぞ～ブラス？」・・・って読めません？どういう意味だろ？？）
VL70mにプリセットされたトランペット音色としては、比較的明るい音色ですね。
コイツを使って遊んでみます（笑）。データは下記。

●EDIT→CONTROL
Prs　Curve　＝　-3　→　+3
（↑息圧による音の出やすさはココで調整）
Fil　CC　No.　＝　off →　2
FilCtrlDpt　＝　0　→　127
Fil　Curve　＝　0　→　+8
（↑電気楽器特有の音色変化はフィルターで調整）
Scr　CC　No. ＝　off　→　2
ScrCtrlDpt　＝　0　→　127
Scr　Curve　＝　0　→　-16
（↑生楽器特有の「ブリッ！」とした感じはスクリームで調整）
Grl　CC　No.　＝　off　→　2
Grl　Curve　＝　0　→　+16
（↑「グリリ～！」とした感じはグロールで調整）
Dmp　CC　No.　＝　off　→　2
DmpCtrlDpt　＝　0　→　80
Dmp　Curve　＝　0　→　-16
（↑音の張りはダンピングで調整）
●EDIT→FIL&EG
CutoffFreq　＝　0　→　-64
●EDIT→OTHERS
Porta　Time ＝　0　→　2
（↑スクリームによって起きる“オンチ感”の発生確率は、このポルタメントタイムで調整できるみたい）
●EFFECT→VAR
VarConnect　＝　INS　→　SYS
●VOICE　PLAY　CONTROL
VarRtn　＝　off →　10

これでWX5を吹いてみます。
音の出だしは生っぽいトランペット、息を強く吹き込むと「ギュリュリュ～！」とシンセらしいスパイシーなリード音に変化します。
その変化の仕方は、まるで少し前に流行った“モーフィング”みたいですね（笑）。

Kirino 2002/03/05(火) 00:01:43
試してみました～。
わはは、変態サウンドですねー。近藤等則の電気トランペットをさらにひねった感じで。おもろいです。ハマる曲があればぜひ使ってみたいです。

演奏しやすさ・音色がFil　Curveにかなり影響されますね。
僕はFil　Curve=0で、ついでにResonanse = +20にしてみるとちょうどいいかんじでした。

Scr　Curve　＝　-16
のところで、あまりにもオンチなので「えぇ？」と思ってしまったのですが
Porta　Time ＝　2
で直るとは・・・この技は知りませんでした。さすがぎあさん！
しかし、この理屈がよくわかりませんな。不思議不思議。

ひとつひとつのパラメータを変えながら吹くと、最初のうちは「変だな」って感じだったのですが、全部終わって吹くとすごく各パラメータが上手くバランスしていている音色だと思いました。う～ん良くできてるな～。さすがぎあさんです。

追伸
●VOICE　PLAY　CONTROL
VarRtn　＝　off →　10
は
●VOICE　PLAY　SUB CONTROL
VarSend　＝　0 →　10
の間違いですか？？

ぎあ 2002/03/07(木) 22:44:50
>近藤等則の電気トランペットをさらにひねった感じで。おもろいです。
・・・実はですね、この音って近藤等則の「東京薔薇（TOKYO　ROSE）」を聴いて、この音に触発されて作ったんです！
なんで分かったかな～？？（笑）
最初はトランペット＋フランジャーでいろいろ試していたんですが、そのうち酔いも回ってきて（晩酌ついでの音づくり（笑））、
「よしっ、思い切ってフィルター＋グロールで“グリグリ”言わしてみよ～」と遊んでみたのでした。

あ、そう言えばもらい物の“いい酒“があったはずだ・・・もう一献しちゃおうかな～。
そしたら、また変な音ができるかも（笑）。

>追伸
はい、訂正ありがとうございます。その通りです。

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