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金管楽器による「象の雄叫びの真似」をマネる(VL70mのPr2:005「Trumpet!」でアンブシュアの効果を見る

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ぎあ [E-Mail] 2000/09/02(土) 22:06:47
ちょっとややこしいタイトルでしたかね(笑)。
みなさん、トロンボーンなどの金管楽器を使った芸ごとで、象の雄叫びの真似を見た事ありませんか?
僕は学生のころ、ホルンをやっていたので、よ〜く象の真似をさせられました。「パォパォ、パォォ〜ン!」ってね(笑)。
アレは管の長さを変えることなく、唇の形だけで1オクターブもの音程を変える特殊な奏法で、金管楽器ならではのテクニックと言えます。
VL70mには「アンブシュア」という設定項目があります。今回はその「アンブシュア」をコントロールして、VL70mに「象の雄叫び」をさせてみたいと思います(笑)。

使うのは、やはり金管楽器=リップリード楽器(唇を振動源とする管楽器)を摸したドライバーを持った音色がいいでしょうから、プリセットのPr2:005「Trumpet!」を選んでみます。

まず下記設定をしてみます。
● EDIT→CONTROL
Emb CC No.= 13 → 02 (アンブシュアを息の量で変化させる)

・・・これで息を吹き込むと、たちまち「パォ〜ン」ってなりませんか?
単にブレス→ピッチベンドとした場合のような単純な音程変化ではなく、ちゃんと音色の質感が変わるのが分かると思います。
試しにそっと吹いてみると音が「ブルブルッ」とふるえ、少量の息では音程が安定しづらい・・・という、本物の金管楽器の特性が見事に再現されています。
まさに”バーチャルアコースティック”な現象ですね。

でも、このままでは楽器として使うには難しいので、アンブシュアのコントロールをピッチベンドでしてみます。
● EDIT→CONTROL
Emb CC No.= 13 → PB (アンブシュアをホイールで任意に変化させるようにする)

こうすると、リップセンサーやホイールを操作しなければ、通常の音階コントロールが可能になります。
「ここぞ!」という所でホイールを動かし、一発吠えると効果的かもしれません。
いわゆる”おどかしフレーズ”ですね(笑)。

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